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11.02.21 HPを公開しました。 

コース長のメッセージ

 「なぜ法律を学ぶのでしょうか?」

 総合政策学科は、今から4年前に「公共政策コース」、 「企業システムコース」、「司法コース」という現在の3つのコースに改編されました。 わが「司法コース」の学生に、「なぜ司法コースを選択したのか」と聞いてみると、 「資格試験(司法試験や司法書士など)を受験するため」、あるいは、「公務員試験に有利だから」、 「民間企業の就職にもつぶしが利くから」等、様々な答えが返ってきます。 このように学生が法律を学ぶ動機は実利的なことが多いのですが、学問としての法律を学ぶ意義は、 「リーガル・マインド」を身につけることにあります。

 「リーガル・マインド」とは、物事を法的に筋道を立てて考え、 的確に判断する能力のことです。物事を論理的に考えることができる能力は、 皆さんが社会に出た時にも威力を発揮するでしょう。この「リーガル・マインド」を養成するために、 司法コースではカリキュラムにいろいろ工夫をしています。まず、司法コースのカリキュラムは、 「法律学概論」のような入門科目から始まり、 次に、憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法といった「六法」科目を中心に法学の基礎を習得し、 さらに発展的・応用的な内容の授業に進むように作られています。 また、「紛争と裁判」の授業では、裁判所や法テラスなどの各種機関を見学したり、 実際に法専門家として活躍している人々(裁判官・警察官・弁護士・司法書士など)や 訴訟当事者の話を聞くことができます。 現実の裁判のしくみや紛争についての「生」の情報に触れることにより、 法の世界をより身近に感じることができます。

 昨年(2010年)、NHKの教育番組でハーバード大学のマイケル・サンデル教授の授業が話題となり、 サンデル教授の著書もベストセラーとなりました。たとえば、 「ある人を助けるために他の人を犠牲にすることは許されるのか?」 という問題にあなたならどう答えますか。このような深刻な問題に対して、 答えがたった一つだけということは通常ありえません。 いろいろな価値観の対立があることを理解したうえで、 相手を説得するにはどうしたらよいか考えてみましょう。

 総合政策学科「司法コース」の「白熱教室」であなたも一緒に学びませんか。

法文学部司法コースコース長 山口和子